これは防音室の組立の写真ですが(天井のパネルをビス止めで取り付けています。)防音室の分解はこの逆をすれば良いわけです。サウンドジャパンの防音室は枠とパネルで構成されていて組立は全部ビスで留めています。ですからこれを分解する時もビスを外せば元通りに分解することができるのです。
「組立式の防音室だからそんな事あたりまえじゃないか」と言われそうですが、これはサウンドジャパンの防音室がそれぞれ独立した丈夫な部品で作られているおかげなんです。
あるピアノメーカー製の防音室を移転した人の話ですが移設すると壁紙が破れるしその他の部材も少し破損するので部品を新たに買い足したそうです。そうでもしないと元の部品だけで作ろうとすると隙間が開いたままになるんだそうです。
こんなのはまだましで、中にはもっとひどい場合の防音室もあって移転に伴う破損が大きくてゴミ扱いされている製品もあるそうです。
しかし、アルミの枠で囲われた丈夫なサウンドジャパン防音室のパネルは分解のときに隣にくっついてバリバリと裂けることもないので分解も完璧にできるのです。
賃貸住宅に防音室を設置する場合は、将来引越しをすることも想定しておきましょう。また一戸建ての住宅に設置する場合も、将来独立して子供が防音室をもって行くこともあります。
サウンドジャパンの防音室は個人用だけでなく貸しスタジオなどの営業用の音楽スタジオにも利用されていますが、テナントなどで営業されている場合、状況がかわって移転しなければならなくなる場合も考えられます。また自己所有のマンションなどでも、将来マンションそのものの建て替えがあれば内装式の防音工事はマンションと運命を共にしますよね。こんな時にサウンドジャパン防音室であれば引越し先でまた活躍します。
丈夫である分パネルの重量は必然的に重くなるので防音室全体の重量も重くなりますが、これは長年使用できる理由でもあります。パネルの材料は無機質のものなので通常の室内の使用では腐ったり反ったりすることがないのです。サウンドジャパンの防音室の無骨なデザインと信頼の機能は不可分なもののようです。
サウンドジャパン防音室の栗田楽器
最近のコメント