さて、この1913防音室はピアノのほかに、声楽の練習にも使えます。
このとき、よく問題になるのは内部の音響がデッドかライブかということですね。
デッドというのは反響が少ない状態、ライブというは反響が大きい状態をいいます。
身近なところでライブな音響といえばお風呂の中ですね。
お風呂の中で鼻歌を歌うのは、とても気持ちがいいのですが、声楽家の方に
聞くと声楽のように普通の人の何倍もの声量の場合には、このようなライブな
空間でかつ狭い所で歌うのは返って耳が疲れるのだそうです。
ちょうど風呂場でサックスを練習するようなものだからです。
ライブな音響といっても、ホールのような音響はきもちが良い音響だそうです。
だから、理想をいえば吸音材が貼ってあっても大きい空間で自然に出てくる
ライブな響が一番いいので、そのくらいの規模の(かなり大きい)防音室が
あれば声楽の練習にはぴったりなんだそうです。
では小さい防音室の場合、「ライブな音響でガンガン響く」のと「ややデッドで
物足りない」のとではどちらがいいのですかということですが、声楽の練習には
ややデッドで反響が物足りない方がまだ良いのだそうです。
もっとも1913スライド防音室の場合はスライドドアが全面ガラスで出来ているので
その部分はとてもライブな反響になります。そこで声楽やらサックスなどの管楽器
の練習をする人は立ち位置をかえることによって自身の音を反響さして聞きやすく
することができます。マスターの場合はサックスのベルをそちらに向けます。
また、大きい鏡などの反響するものをおくとライブな音響が増します。
ライブにする方はわりあい身近なもので実現できますが、反対にデッドにするものは
特殊な製品を用意しなければならないので、防音室の本来の音響はややデッドな
ものが良いということになります。
防音室の入り口↓
http://www.pianoya.net/pianoya_406.htm
栗田楽器http://www.pianoya.net/
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