♪キーボードオーケストラ楽ひこねのお楽しみコンサートです。
彦根市のひこね市文化プラザの企画によるコンサート、
「お楽しみコンサート」は未就学児とその保護者のために、
普段コンサートに足を運ぼうとしても
「未就学児おことわり」のため入場制限されてしまう人たちのために
彦根市が企画したコンサートです。
幼児からお年寄りまで誰でも入場できるのが特徴です。
2007年10月7日のお楽しみコンサートは、
全日本ピアノ指導者協会ピティナひこねステーションの
有志で結成されている、「キーボードオーケストラ楽ひこね」
による芸術の秋コンサートです。
キーボードオーケストラ楽ひこねは、シンセサイザーを多数使って
オーケストラの音を出し主にピアノ協奏曲を演奏しています。
今回はピアノの先生のラプソディーインブルー、↓
ベートーベンピアノソナタ「熱情」、↓
グリーグピアノ協奏曲イ短調 ↓
のほかに、
5歳の楓笑ちゃんのピアノデビュー演奏「りゅうのなみだ」をはじめ、
音楽劇「3匹のこぶた」など盛りだくさんの内容でお送りしました。
おたのしみコンサートのアルバムは ↓
http://bouon.cocolog-nifty.com/photos/otanosimi_con/index.html
3匹のこぶたの始まりはじまりー!
マスターはオオカミさんの声で出演。
この「3匹のこぶた」は、数十年前の学校用のオペレッタを
保坂千里先生がオーケストラバージョンに編曲したものです。
最初の話ではオオカミさんは鍋で煮えて死んじゃうのですが
今回は、「おおやけどで逃げ出していきました」ことになってます。
♪こんにちはこぶたくん わたしといっしょに あ そ ぼ
なんてオオカミさんは歌っています。
みんなから「あやしいオヤジ、全開ですね~」と大好評を頂きました。
下の写真↓
プロジェクターで絵が順番に替わっていきます。
この絵はなんとひこね市文化プラザの西川さんが
描いてくださいました。力作です。
声優たちは
舞台袖でマイクの前にいます。
歌は 橋本美智子先生↓
プログラムです↓
ところで一般的になぜ未就学児はコンサートに入場できないのかというと
要するに「静かにしてね!」といっても静かにしてくれないからなのです。
そのことは演奏する前から解っていることですが
「じっとして聴いていましょうね!」といっても、じっとしていないし・・・・
客席の若いおかあさんは「シーッ!」って言っていますが、ときどき
「ふぎゃー」「ウォオーン」など大きな声で、泣き叫ぶ幼児の声が聞こえます。
この間までおなかの中にいたんだもの しかたないですよね。
でも、こうやって一生けんめい音楽をやっている人たちを間近でみることで
小学校に入る頃にはちゃんとコンサートを聴いていられる人なってほしいと
云う願いで彦根市ではこの「お楽しみコンサート」を開いているのだそうです。
それに今までコンサートとかいっぱい出かけていたのに子供ができてから、
コンサートなんて行けなくなってしまった。若い親のためでもあるのです。
ここで長期間の中断があると音楽に縁がなくなる中年になってしまうから・・・
ところで特にピアノコンサートのチケットなどは
相当有名なピアニストでないと売り切るのに
苦労があるそうです。
「彦根に固定的な音楽を聴く層を作る必要がある」と
ひこね市文化プラザの人は言われます。
「すごーく長期計画の話かも知れないけど
音楽会に足を運ぶ聴衆を育てなければ
音楽家の未来もホールの未来もないのだ!」
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