マロンの会初公演
2012年11月4日 ピティナ彦根ステーションミュージックフェスタ2012の中で行われた、マロンの会定期公演初公演の模様です。
マロンの会は栗田音楽教室のピアノの先生で作った演奏と研究団体です。今回は、ピアノ5重奏といってピアノと弦楽4重奏がいっしょになったような構成の演奏をしました。
今回の曲はシューマンピアノ5重奏の第1楽章、第3楽章、第4楽章です。ご覧のようにピアノは本当のピアノですが、第1バイオリン、第2バイオリン、ビオラ、チェロはシンセサイザーで演奏します。
シンセサイザーの音は勿論本物のバイオリンの音とは違いますが、それでもピアノ5重奏の雰囲気が醸し出されて、たのしいアンサンブルになっています。
このような活動は以前からキーボードオーケストラのピアノ協奏曲という形で行ってきました。生徒さんにとって自分が習っている先生が真剣に演奏している姿を見ることは、音楽への憧れを身近に感じることができる良いチャンスであると考えていたからです。
ピアノ協奏曲ではピアノが中心でピアニストはソリストと呼ばれて中心になるのですが、ピアノ5重奏では皆が目立つというか比重が重いというか5人の奏者がほぼ対等の関係になります。また配置もピアノの前に弦楽器が出るので、今回のシンセサイザーの配置はこれに習ってピアノの前面です。
そしてコスチュームも全員が ドレス です。
舞台が特別な夢いっぱいの場所なのだということを、先生達が生徒さんに教えるために今回もがんばりました。
マロンの会定期公演をユーチューブで見る スライドショー
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